【地域構想学科】天野ゼミのチームが「スポーツ政策学生会議」で優秀賞を受賞しました
2024年10月24日
地域構想学科の天野和彦教授のゼミに所属する学生が「スポーツ政策学生会議(Sport Policy for Japan)2024」で優秀賞を受賞しました。この大会は、大学生が日本のスポーツ政策やスポーツ産業の振興策に関する研究成果を発表、議論する場として2011年から開催されており、今年度は10月19、20日に明治大学で行われました。
天野ゼミの学生は、日本の若者の精神的幸福度が低いというデータから、生活に密接している家庭(ファーストプレイス)と職場(セカンドプレイス)のほかに、肩書や立場を超えた交流が行われる第3の居場所(サードプレイス)の重要性に着目。スポーツを現地で観戦することが青少年の心の健康に良い影響があると示した先行研究を元に、新たなサードプレイスとしてスタジアムを提案しました。
学生たちは大学生を対象に調査を行い、この中でサードプレイスの代表例を聞いたところ飲食店や娯楽施設が多く挙げられたことから、提案ではスタジアムとこれらの施設が一体化した野球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」を具体例として紹介しました。
今大会には31大学76チームが参加し、5つの分科会に分かれてプレゼンテーションを行いました。天野ゼミのチームは分科会E2ブロックで8大学中1位、Eブロック全体では2位という結果となり、決勝進出は逃したものの優秀賞を受賞しました。
【研究テーマ】
「スタジアムのサードプレイス化-スタジアムを若者の居場所に-」
【チームメンバー】地域構想学科 天野ゼミ3年
渡邉 隼磨さん、安保 瑠粋さん、及川 晴翔さん、岡本 雅也さん、奥山 蓮さん、佐藤 昴汰さん、佐藤 隆矢さん、三好 輝さん