歴史学科の竹井英文教授らが編著した『描かれた中世城郭』が出版されました
2023年12月04日
このたび東京の吉川弘文館から、上智大学の中澤克昭教授・近畿大学の新谷和之准教授との編著で『描かれた中世城郭』を刊行しました。本書は、鎌倉時代から戦国時代の城郭の姿を描いた絵画史料を集成し、簡単な解説を付したものです。
本書を一覧すると、中世の人々がその眼で見た実際の城郭、イメージした城郭のさまざまな姿が見えてきます。また、中世から近世にかけて城郭がどのように変化していったのかをビジュアルで理解することができます。細かく見ると実にいろいろなものが描かれているので、見ているだけで楽しい一冊となっています。
広く日本史や城郭に興味がある方々はもちろんのこと、探求学習の素材として学校教育の方面でも有用だと思いますので、小学校・中学校・高校の先生方や生徒の皆さんにも、ぜひご覧いただきたいです。
【書籍について】
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『描かれた中世城郭 城絵図・屏風・絵巻物』(吉川弘文館)
著 者:竹井英文・中澤克昭・新谷和之編
刊行日:2023(令和5)年11月30日
出版社:吉川弘文館
価 格:3,080円(税込)
ISBN :9784642084390
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