【プレスリリース】複雑な運動は脳の効率を高める
2023年03月27日
【本件のポイント】
・バドミントンのような複雑な運動は認知機能を向上させる。
・一方、複雑な運動は脳血流量(脳活性)に影響しない。複雑な運動は脳の効率を高めることにより、認知機能を向上させることがわかった。
・今後は、複雑な運動のどのような特徴(動きの複雑さや他者とのコミュニケーション)が認知機能に影響しているのかを調べる必要がある。
東北学院大学教養学部地域構想学科(2023年度より人間科学部心理行動科学科)の高橋信二教授とUniversity of QueenslandのPhilip Grove博士の共同研究により、複雑な運動は脳の効率を高めることで高次の認知機能を向上させることが明らかになりました。この成果は、より効果的な運動プログラムの作成に役立つ可能性があります。
本研究の成果は、2023年3月24日(金)アメリカ東部時間14:00(日本時間3月25日4:00)に国際学術誌「PLOS ONE」に掲載されました。
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