【開催中止】教養学部天野ゼミ生「かむりの里プロジェクト」の成果は3月22日、ユアテックスタジアム仙台のベガルタ仙台の試合で
2020年03月13日
本イベントは、新型コロナウイルス感染症の国内流行の恐れが高まっていることを受け、中止となりました。
仙台市北部の泉区根白石地区には、7軒の果樹生産者がいます。穴の原リンゴ団地は、1969(昭和44)年から宮城県がリンゴ栽培を促進するパイロット事業として始まり、当時62軒あったリンゴ農家も現在は7軒となっています。本学教養学部の天野和彦ゼミでは、2019年6月から根白石果樹生産組合とベガルタ仙台の「かむりの里プロジェクト」に参加し、リンゴ農家の支援に取り組んできました。残念ながら、昨年の初夏から秋にかけての毎週末の雨や台風の影響で活動ができず、収穫も手伝えない状況が続いてきましたが、根白石地区の文化や歴史を知る研修会などを実施、地域の人々と交流を深めてきました。年が変わって今年1月25日、ゼミ生たちは収穫の終わったリンゴ園で剪定作業を控えたリンゴの樹と対面、農家の方からリンゴについて研修を受けました。
そして、当初の予定では秋に収穫されたリンゴをベガルタ仙台のホーム戦で販売することになっていましたが、天候による中止・順延によって実施できず、収穫したリンゴをジュースとしてスタジアムで販売することになりました。
去る2月13日にベガルタ仙台とデザインプロダクション担当者が泉キャンパスを訪れ、天野ゼミ生8人と3月22日開催の大分トリニータとの公式戦で、かむりの里のリンゴジュースを販売する企画を打合せしました。事前に話をもらっていた学生たちは考えてきたアイディアを出し合い、チラシのデザインは? キャッチフレーズは? カップはどうしよう? ロゴはどうする? いくらで売るのか? などの問題をプロのアドバイスを受けながらブラッシュアップしていきました。
これから3月の販売に向け準備が進められ、3月22日のベガルタ仙台対大分トリニータの試合で販売されます。支援活動に参加したゼミ生たちも販売することになっています。ぜひ、スタジアムにおいでの際は、『仙台リンゴ』のジュースを味わってみてください。
○前回記事はこちら
○かむりの里プロジェクト 仙台リンゴのフレッシュジュース販売
(教養学部天野ゼミ生)
2020年3月22日(日) 13:00 試合開始
※リンゴジュースは試合開始前から販売されます