玉井ゼミが「第28回全国合同民事訴訟法ゼミナール」に出場しました
2024年11月22日
第28回・全国合同民事訴訟法ゼミナールへの出場
10月25日〜26日に沖縄国際大学で開催された「第28回全国合同民事訴訟法ゼミナール」に、玉井裕貴ゼミ(演習一部・二部)が出場しました。本年度大会では、15大学18ゼミが参加。総勢400名近くの全国の民事手続法分野を専門とするゼミに所属する学生が集結し、盛大に開催されました。
全国合同民事訴訟法ゼミナールでは、最新判例をテーマに、研究報告と判旨賛成・反対の立場に分かれてディスカションが実施されます。玉井ゼミは、民事訴訟法関連判例、消費者裁判手続特例法関連判例、家事事件関連判例のテーマにそれぞれ1チーム、倒産法関連判例のテーマに2チームの合計5チームがエントリーし、報告・討論に臨みました。
沖縄開催の大会参加は、楽しみもありつつ、移動など、かなりハードなスケジュールとなりました。もっとも、ゼミ生相互の協力により、充実した大会期間を、大禍なく過ごすことができました。約半年間の大会準備はもとより、当日の行程について様々な形で力を尽くしてくれたゼミ生の皆さんに敬意を表します。また、この活動を応をしてくださっている、多くの皆様に、この場を借りて、御礼申し上げます。
(准教授 玉井裕貴)
大会出場を踏まえての感想
全国民事訴訟法合同ゼミナールへの参加は2度目でしたが、とても緊張しました。合同ゼミで扱う判例の内容は応用的な部分もあり、分からないこともありましたが、図書館にある文献やデータベースを活用し、グループ内でも議論を行い一つ一つの課題を解決していきました。
グループも3・4年生合同のグループでしたが、準備を進めるにつれて雰囲気の良いグループになったと思います。難しいことも多くありましたが、グループで協力したことで乗り越えることができました。グループの皆さんに感謝すると共に、最後まで指導してくださった玉井先生には感謝の気持ちでいっぱいです。(最優秀賞・K .S.さん)
合同ゼミへの正式参加は2回目で、まだまだ不安が残るなか、今年度は5月頃から普段の活動やゼミ合宿、早稲田大学との勉強会を経て、班のメンバーと交流を重ね、有意義な活動をするために尽力してきました。
3,4年生合同での活動ということもあり、難しい部分もありましたが、それぞれが主体的に準備に参加しつつ、お互いを尊重し合いながら試行錯誤を重ねられたことで、良い関係で当日も充実した議論ができたように思います。
切磋琢磨し、真摯に活動に取り組んできた班のメンバーや、他の班でありながら協力してくれたゼミ生、そして何より、忙しいなか多くの時間を費やして向き合ってくださった玉井先生のおかげで合同ゼミが非常に有意義なものになりました。ありがとうございました。(優秀賞・R.T.さん)
合同ゼミには昨年も参加はしていたが、昨年とは求められる役割が変化していたため難しく感じた。具体的にはプレイヤーとして取り組むことに加えて、後輩やグループを引っ張っていかなければならないことが発生した。それにより、自身の実力不足を痛感する機会が多々あった。そんな中でも無事に終わることができたのは、グループの人がそれぞれ頑張ってくれたことに尽きるため、感謝しかない。玉井先生も質問したら答えてくれたので助かった。大変な部分もあったがとても有意義な経験ができた。この経験を今後に生かしていきたい。(優秀賞・D.M.さん)
今回、私たちは債権者代位をテーマとして合同ゼミに臨みました。この合同ゼミは3・4年生合同で準備から本番まで臨むこととなりますが、夏休み中から大会直前まで全メンバーがコミュニケーションを取って準備と議論をすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
私たちの学年は卒業論文がありませんが、その分ディベートに集中することができ、自信を持って深めた内容をいうことができるため、法学部生としての自覚をより高めることができました。(K.Mさん)
今年の合同ゼミの出来栄えとしては、個人的に未練が残るものだったと感じています。各々が大学の授業や就職活動など忙しい中、資料収集やパワポ、配布資料、態度決定書の作成に真剣に取り組んでくれました。ところが、最後のセッションにおける三つ巴ということもあり、議論の時間が十分に取れなかったことで、班のメンバーにとって不完全燃焼な結果だったと思います。しかし、現4年生はここで合同ゼミへの参加は終わりですが、3年生には来年の機会があります。3年生には今年出し切れなかった実力を、来年最大限発揮できるように準備していってほしいと思っています。(K.T.さん)
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