経営学部学生が南三陸町でフィールド・スタディを行いました
2022年06月20日
6月17日(金)、経営学部経営学科の講義科目「ビジネス・ケース実習Ⅰ」(担当教員:村山貴俊教授、折橋伸哉教授、矢口義教教授)の受講生が南三陸町でフィールド・スタディを行いました。
ビジネス・ケース実習では、地域企業や地域社会の課題を分析しそれに基づいた調査・戦略立案を行う実践型の授業になっています。
本年度は「ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた南三陸町地域の活性化―宿泊業の再生を中心にして―」というテーマを設定し、南三陸町歌津地区の宿泊施設であるニュー泊﨑荘様、および南三陸さんさん商店街様の協力を得て調査を行っています。
当日は、8時30分に土樋キャンパスを大型貸切バス2台で出発しました。本授業の履修生は32名で同人数が調査実習に参加していますが、新型コロナウィルスの感染拡大を踏まえバスを2台チャーターすることで感染リスクの最小化に努めました。約2時間かけてニュー泊﨑荘に到着し、同旅館の高橋宮倫子女将より南三陸地域の宿泊業に関する講義を受けました。そして、同旅館の内部施設に加えて外部施設(ドッグランなど)を見学した後に、南三陸地域の海の幸が盛り込まれた昼食を黙食でいただきました。
![]() ニュー泊﨑荘へと向かう学生 |
![]() 高橋宮倫子女将による講義 |
![]() 昼食風景 |
ニュー泊﨑荘を出発した後、今度は南三陸さんさん商店街を訪問しました。同商店街では、運営母体の南三陸まちづく未来の佐藤事務局長から、さんさん商店街とハマーレ歌津という商店街の現状に関する講義を受けた後に、商店街を案内していただきました。商店街で海の幸のお土産を購入する受講生も数多くいました。
![]() 佐藤事務局長による講義風景 |
![]() モアイ像の前で記念撮影 |
その後、貸切バスで土樋キャンパスに戻り、17時に解散となりました。今後、受講生は本日の得られた情報や見識に基づいて上記テーマでの研究を進め、7月15日(金)に戦略提案発表会に臨むことになります。なお、当日の発表会では、高橋女将にも本学にお越しいただき、受講生の発表に対してコメントをしていただく予定になっております。