教員紹介 佐久間 香子 准教授 専門分野 文化人類学、東南アジア地域研究 担当科目 SDGs概論、社会と開発、政策デザイン実習 政策デザイン学科について どんな社会で生きていきたいか、それを具体的に考え実行するために必要な科目が揃っている、それが政策デザイン学科です。 ここでいう社会はあなたの暮らす地域に限定されるわけではありません。地理的に離れているからといって、その地域やそこに暮らす人びとの生活と、日本に暮らす私たちの生活が無関係だなんて思っていませんか?現実は全くその逆です。こんにちの私たちの暮らしは、否応なしに世界のどこかの地域とつながっています。 例えば、化粧品から食品、燃料など幅広く使われているパーム油など、私たちの生活はたくさんの東南アジア産の資源に支えられています。その一方で生産地では、広大な熱帯雨林が消失し、そこに暮らす人びとの生活や生態環境に大きな影響を与えています。しかし残念なことに、私たちは東南アジアがどんなところで、どんな人たちがいて、どんなことが起きているのかよく知りません。 重要なことは、現在はこうした問題を私たちが知らないままでいい時代ではないということです。だからこそ私たちは新しい知識を吸収&アップデートし続けなければなりません。そこから「よりよい社会」をデザインしてみませんか? 専門分野の紹介 私の専門は文化人類学です。私は学生時代に、森に暮らす人びとに憧れて、生物多様性の宝庫・ボルネオ島の熱帯雨林に飛び込みました。森に暮らす先住民と一緒に生活し、多種多様な資源を人々がどう使っているのか、変わりゆく杜の環境でどのように人びとは生きているのかを研究してきました。まだまだわからないことや知らないことがたくさんあって、興味は尽きません。 高校生へのメッセージ 自ら問いを立てて積極的に行動する意欲的な学生を歓迎します! 関連ウェブサイト researchmap