中国への留学を経て
身に付いた
多様性を受け入れる力。
言語文化学科 4年
佐藤 理香さん
宮城県
仙台向山高等学校出身
内定先/東京海上日動火災保険株式会社
交換留学で刺激を受けた
小学生の頃から漢字の意味や成り立ちに関心のあった私は、大学を選ぶときも語学が学べる点を重視していました。言語文化学科は、英語以外の第2外国語の授業が週に4回もある学科で、語学として中国語を学びたかった私にとって非常に魅力的でした。
中国語を学ぶに当たり、現地で生活してみたい、という思いもありました。そこで考えたのが交換留学です。北京第二外国語大学に行きたかったので、必須条件である国際的な中国語の語学検定「漢語水平考試(HSK)」を受験しようと、中国や台湾から来た先生に丁寧に指導していただきました。交換留学で先に日本に来ていた中国人の学生は今でも大切な友人です。私が留学する時期にちょうど帰国予定だったので、現地ではとても頼りになりました。さまざまな国の学生が留学してくるだけあって、そこでの交流に刺激を受けることも多く、中国語を学ぶだけではなく、人間力も身に付いたように思います。
受け身ではなく自ら学ぶ大切さ
留学先でフランスの友人と。世界各国から留学生が集まるため、語学だけではなくさまざまなことを学んだ。
大学は興味があることについて深く学べるだけでなく、知識が広がることによって視野も広がる場だと感じました。言語文化学科はやりたいことや関心のあることが決まっているという学生が多く入ってくるので、そうした周囲の環境からもいい刺激を受けましたね。受け身で学ぶのではなく、留学を決めたときのように自分から学ぶ姿勢が大事なのだと気付かされました。
人種や国籍が異なる学生と長期にわたって生活を共にしたことで、多様な価値観を受け入れる力も身に付きました。これは、さまざまな方が利用する損害保険業では必ず活きてくる力だと思います。留学したことによって、さらに必要な保険の提案もできる。自分の経験を活かし、困っている人を少しでも助けられるようになりたいです。
私のできごと
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小学生の頃から漢字に関心があったため、幅広い言語が学べる言語文化学科は魅力的だった。
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中国語を学ぶために現地で生活したい! という気持ちから留学を決意。HSKに合格するため、先生の下に足繁く通う。
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1年間の予定だったがコロナの影響で帰国。それでもさまざまな国の留学生たちとの交流は良い経験になった。
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留学の経験を活かし、保険業という立場から、困っている人々に手を差し伸べられるように。
※2020年当時の内容です