東北学院大学

文学部 総合人文学科

特徴的な学び

アメリカ文化を通して「人」を見つめる

アメリカ文化というと皆さんは何を連想しますか。ファストフード店、飲み物、食べ物、洋楽、ハリウッド映画、アメリカン・コミックなど、アメリカ文化は、私たちの身近に存在していることが分かると思います。それぐらいアメリカ文化は、日本、そして世界中に大きな影響を与えてきたといえるでしょう。総合人文学科では、「アメリカ文化論」および「アメリカ・キリスト教史」の講義を開講しています。アメリカ文化の成り立ち、および、その精神的基盤としてのキリスト教の歴史を学ぶことで、アメリカ文化を一層深く理解することができます。さらにアメリカ文化との比較を通して、日本文化についても客観的に理解できるようになるでしょう。

教員から

総合人文学科 
藤野 雄大 助教

文化を学ぶことは、その文化を生み出してきた人々の生き方や考え方を学ぶことでもあります。ある文化が、どのように育まれ、受け継がれてきたのか、その文化の原点にまでさかのぼって考察していくことは、皆さんの知的好奇心を満たしてくれるでしょう。

総合人文学科では、西洋を中心に幅広い文化について学ぶことができます。また東北学院の建学の精神であるキリスト教についても、専門的な学びをすることができます。キリスト教というと「引いてしまう」方もいるかもしれません。しかし、キリスト教は西洋文化に決定的な影響を与えてきました。キリスト教が分かると、西洋の芸術、思想、生活様式など文化全般に関する「なぜ?」が解消されていきます。文化とは何か、あるいは文化を生み出してきた人間とはどのような存在なのかといった根本的な問題を探求してみたいと考えている方にとっては、総合人文学科での学びは有意義なものになることでしょう。

学生から

総合人文学科3年 
鈴木 颯太さん(宮城県/仙台育英学園高等学校出身)

もともと西洋絵画を見るのが好きでしたが、1年次に受けた「芸術論」の授業で芸術のおもしろさに触れ、本格的に勉強しようと思いました。特に興味があったのは、「メメント・モリ(死を想え)」を題材としたヴァニタス画や仏教絵画の九相図などですが、以前テレビで特集されていたキース・ヘリングの独特の祭壇画に衝撃を受け、現代アートと「死」の関係を深めようと考えるようになりました。カラフルなマリリン・モンローの二連画や、センセーショナルな報道記事を基に死を描いた「死と惨禍」シリーズで有名なアンディ・ウォーホルについて研究しようと思ったのも、その流れからです。また、調べていくうちに彼のユニークなキャラクター性にも魅力を感じるようになりました。ウォーホルが「死と惨禍」の中で、アメリカ社会の日常の延長にある「死」とどのように向き合おうとしたのか、これからさらに深めていこうと思います。

※2020年当時の内容です