学科の特色 東アジアと日本の関係から世界を見る目、世界から見る目を養う 日本で当たり前のことが、他国でもそうとは限りません。日本と他国の関係や立場を知り、日本から見た他国だけではなく、他国から見た日本を知っておくことは、地球を舞台にして生きていこうとするならば重要です。ヨーロッパなど西洋から見た日本は無自覚のうちに意識しつつも、近隣の東アジアから見た日本を意識する人は少ないかもしれません。東アジアコースには、アジアにおいて日本はどのような存在なのかを知的に理解し、過去の歴史を踏まえた上で東アジアの未来を共に拓くための知恵を学ぶ科目が用意されています。 高まる日本語教育へのニーズ外国人留学生と一緒に学ぶ 本学科では、日本語を外国語として教えるための基礎的知識・技能を認定する「日本語教員基礎資格」を取得できます。最初に履修する「日本語のしくみ」で日本語について分析しながら特徴を理解し、「日本語学Ⅰ」「日本語学Ⅱ」で知識を深めます。「社会言語学」「共生言語学」「異文化コミュニケーション論」なども履修し、また、日本語教育の歴史や現状、指導方法などの専門知識を得た上で、4年次に日本語学校などで教育実習を行います。日本語や日本の社会や文化に興味を持つ留学生も数多く受講しています。 グローバルな視点が自然と育まれる環境「ことば」を学び、多様性に触れる日々 1年 齋藤 里帆さん(宮城県/仙台南高等学校出身) カナダに滞在した際に、異文化理解や多文化共創について学びたいと思って志望しました。高校の勉強と違うのは、興味のある授業をどんどん履修できるところ。さまざまな分野を学ぶうちに自分の世界が広がり、この違いって何だろう、日本に置き換えたらどうだろう、と疑問が湧いて、物事の背景や関係性が見えてくることに楽しさを感じています。 必修英語に加えて中国語を学んでいます。外国籍の先生が多く、韓国人の先生から日本語学を教わって日本語のおもしろさに気付いたり、「国際学概説」では、先生が毎回替わって文化の違いや共通項を見いだしたりと、「国際」に触れる日々です。留学生と一緒に学ぶ機会もあり、私も留学したいと考えています。航空業界をめざしていますが、最終的には空港で訪日外国人を迎え、日本の良さを伝える仕事がしたいです。 国際学部 国際学部 学部案内 国際教養学科 関連ページ 就職データ 入学者選抜 本学で取得可能な資格