教学上の方針 教学上の方針 「教学上の3つの方針」に対する評価の方針 教員組織の編制方針 国際学部「教学上の方針」 2024年4月1日 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 国際学部は、所定の履修細則に従って卒業所要単位124を修得し、次の学修成果が確認できた者に「学士(国際学)」の学位を授与する。 現代をよく生きることについて、キリスト教の教えをふまえた考察ができる。 聖書がもつ今日的意義を理解し、それらをふまえながら、現代社会の中でよく生きることについて、自分の考えを論じることができる。特に、グローバル化する現代社会や世界の中でどのように生き、また他者とどのような関係を持つべきか、自分の考えを論じることができる。 高度な知的活動に必要な汎用的諸技能・能力及び英語力を活用できる。 高度な知的活動の基礎となる汎用的諸技能・能力(コミュニケーション力、論理的・批判的思考力、情報リテラシー、数理リテラシーなど)及び外国語を身につけ、活用することができる。特に、「国際補助言語」である英語の運用能力を身につけ、それを活用して、新たな知識の習得や多様な人々との意思疎通を図ることができる。 課題を発見し、その解決のために学修成果を活用して取り組むことができる。 地域の課題をはじめとする様々な具体的課題を見つけ、教養教育及び専門分野の学修成果を総合的に活用することで課題の解決案を提示することができる。特に、世界の諸地域の課題のみならず、グローバル化する世界に共通な様々な具体的課題を見つけ、他者と協働しながら、解決策を模索し、行動することができる。 ものごとを広く多様な視点から認識し、異なる認識・思考方法や価値観に理解を示すことができる。 自己や世界を歴史・社会・自然など多様な視点から認識し、異なる認識や思考方法、異なる価値観に理解を示すことができる。特に、自分の生きる地域や国のみならず、その外側の世界や諸地域の社会・文化・歴史・言語の多様性を理解し、異なる認識や思考方法、異なる価値観に理解を示しつつ、批判的に考察することができる。 国際学部においては、次の学修成果を示すことができる。 専攻分野における基本的知識、その学問分野に固有の認識や思考方法について、その概要を説明することができる。 専攻分野以外の視点や知見から、自己の分野を相対化しつつ、両者間の相互関連性についても指摘できる。 母語以外の言葉を用いて、専門的な内容を理解し、明瞭に伝えることができる。 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 2024年度以降の入学生より適用 国際学部は、国際学部の学位授与の方針に定めた学修成果(以下「学修成果」という)を達成するため、次の方針により、体系的・順次的な教育課程を編成・実施する。 学修成果1~4を達成することを主たる目的として、教養教育科目、外国語科目、保健体育科目を置き、1~2年次を中心に授業科目を配当する。 学修成果1を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「人間的基礎」を置く。その中核として聖書とキリスト教に関する授業科目を1年次と3年次に置き、それぞれ4単位必修、2単位選択必修とする。 学修成果2を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「知的基礎」を置く。また、学修成果2を達成することを主たる目的として、外国語科目のうち英語を4単位必修とする。 学修成果3を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「課題探究」を置き、その中で自ら課題を発見し、その解決を希求する姿勢を養う。 教養教育科目の「人間的基礎」、「知的基礎」、「課題探究」には、大学での学びに向けた初年次教育、基礎教育、能動的学修への転換教育、及びキャリア形成支援教育としての役割をもたせ、学修成果1、2、4の達成と専門教育との接続により学修成果5の基礎とする。 学修成果3は、能動的学修にむけた取り組みとして、すべての科目群、すべての授業科目において達成目標の一部となる。さらに、学修成果の活用を主たる目的として、専門教育科目に演習形式の授業科目を置き、少人数による双方向の学修を行う。学修成果の総括的評価を行うために、卒業演習を必修とする。 学修成果4を達成することを主たる目的として、教養教育科目に「共通教養」科目群を置く。また、初年次の専門基礎科目もこの学修成果を達成するための基礎とする。 学修成果5の(1)(2)を達成することを主たる目的として、初年次に導入科目を、2年次以降に3系統の専門科目を置いて、主に講義とグループワークを通して複数分野の知識を深めた上で、3~4年次の少人数制の演習を通じて各自が課題を発見し、課題解決能力やコミュニケーション力を身につける。また学修成果5の(3)を達成することを主たる目的として、専門外国語科目を初年次から3年次まで置き、英語で開講される講義・演習科目を2~3年次に置いて、各自が学問知識を深めながら外国語の運用能力を高める。 卒業所要単位及び履修方法は、専門教育科目の履修を中心としながらも、学位授与の方針に定めた学修成果をバランスよく達成できるよう適切に定める。 2023年度入学生適用 国際学部は、国際学部の学位授与の方針に定めた学修成果(以下「学修成果」という)を達成するため、次の方針により、体系的・順次的な教育課程を編成・実施する。 学修成果1~4を達成することを主たる目的として、教養教育科目、外国語科目、保健体育科目を置き、1~2年次を中心に授業科目を配当する。 学修成果1を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「人間的基礎」を置く。その中核として聖書とキリスト教に関する授業科目を1年次と3年次に置き、それぞれ4単位必修、2単位選択必修とする。 学修成果2を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「知的基礎」を置く。また、学修成果2を達成することを主たる目的として、外国語科目のうち英語を4単位必修とする。 学修成果3を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「課題探究」を置き、その中で自ら課題を発見し、その解決を希求する姿勢を養う。 教養教育科目の「人間的基礎」、「知的基礎」、「課題探究」には、大学での学びに向けた初年次教育、基礎教育、能動的学修への転換教育、及びキャリア形成支援教育としての役割をもたせ、学修成果1、2、4の達成と専門教育との接続により学修成果5の基礎とする。 学修成果3は、能動的学修にむけた取り組みとして、すべての科目群、すべての授業科目において達成目標の一部となる。さらに、学修成果の活用を主たる目的として、専門教育科目に演習形式の授業科目を置き、少人数による双方向の学修を行う。学修成果の総括的評価を行うために、卒業演習を必修とする。 学修成果4を達成することを主たる目的として、教養教育科目に「共通教養」科目群を置く。また、初年次の専門基礎科目もこの学修成果を達成するための基礎とする。 学修成果5を達成することを主たる目的として、専門教育科目を置く。これらに関する全般的な基礎教育を主たる目的として、初年次の専門教育科目に導入科目を置く。 卒業所要単位及び履修方法は、専門教育科目の履修を中心としながらも、学位授与の方針に定めた学修成果をバランスよく達成できるよう適切に定める。 入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー) 2025年度以降の入学生より適用 国際学部は、次の点を評価して入学者を受け入れる。 東北学院大学の教育理念である「キリスト教による人格教育」を基礎とする教育プログラム(聖書とキリスト教に関する授業及び大学礼拝など)について理解し、主体性を持ちつつ多様な人々と協働して学ぶことを強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度) 国際学部の教育理念・目的や教育内容を理解した上で、国際化に関する社会事象を学ぼうとする関心と意欲を持ち、人間と社会が抱える諸問題を解決するための主体的な学びを強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度) 高等学校における学習によって、国際学部での学修に必要な高等学校卒業相当の基礎的知識及びそれらを応用する力を有している。(知識・技能) 高等学校において得た知識・技能を活用し、達成すべき水準の思考力及び日本語力を用いて、大学での学びに関わる基礎的・一般的問題及び質問に文章及び口頭で答えることができる。(思考力・判断力・表現力) 以下の項目に該当する者については、5又は6を評価に加える。 スポーツや文化活動などで優れた実績を残し、本学入学後も課外活動の活性化に貢献しようと考えている。(知識・技能/主体的に学ぶ態度) 外国人留学生、帰国生、社会人として、大学における学修にそれぞれの強みを生かそうとしている。(知識・技能/主体的に学ぶ態度) 2023年度〜2024年度入学生適用 国際学部は、次の点を評価して入学者を受け入れる。 東北学院大学の教育理念である「キリスト教による人格教育」及びそのための教育プログラム(聖書とキリスト教に関する授業及び大学礼拝など)について理解した上で、本学での学びを強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度) 国際学部の教育理念・目的や教育内容を理解した上で、国際学部での学びを強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度) 高等学校における学習によって、国際学部での学修に必要な基礎的知識を有している。(知識・技能) 高等学校の「コミュニケーション英語Ⅰ」で達成すべき英語力がある。(知識・技能) 高等学校の「国語総合」で達成すべき水準の日本語力を用いて、大学での学びに関わる基礎的・一般的問題及び質問に文章及び口頭で答えることができる。(思考力・判断力・表現力) スポーツや文化活動などで優れた実績を残し、本学入学後も課外活動の活性化に貢献しようと考えている。(知識・技能/学修への態度) 外国人留学生、帰国生、社会人として、大学における学修にそれぞれの強みを生かそうとしている。(主体的に学ぶ態度) 国際学部「教学上の3つの方針」に対する評価の方針(アセスメント・ポリシー) 2023年度以降の入学生より適用 国際学部 (以下「学部」という。) は、学部における教学上の 「3つの方針」である「学位授与の方針」、「教育課程編成・実施の方針」及び「入学者受け入れの方針」の達成状況について正確に把握し、それを「教育の質保証」にむけた改善に活かすために、次の方針に基づき、教学上の成果について多様な観点から測定・評価(以下「アセスメント」という。) する。 アセスメントは、「学位授与の方針」、「教育課程編成・実施の方針」及び「入学者受け入れの方針」の3つの方針について行う。 「学位授与の方針」に関しては、同方針で求められている学修成果、特に、「方針3」及び「方針5」の学修成果が、学生によって実際にどの程度達成されているのかについてのアセスメントを中心に行う。 「教育課程編成・実施の方針」に関しては、「学位授与の方針」に定めた学修成果を達成するために、適切な教育内容・方法を学生に提供しているかについてのアセスメントを中心に行う。 「入学者受け入れの方針」に関しては、同方針で求められている主体的に学ぶ態度、本学部での学びに必要な知識・技能、思考力・判断力・表現力が、新入生にそれぞれどの程度充足されているかについてのアセスメントを中心に行う。 アセスメントにおいて使用する指標としては、既に学内にあるデータを活用するとともに、インスティテューショナル・リサーチ委員会を中心とした関係組織と連携しつつ、アセスメント対象の複雑性、多面性に対応できるよう、新たな指標が不断に開発されなければならない。 アセスメントは、学部点検・評価委員会が年度ごとに実施・集約し、その結果と「教学上の3つの方針」の総合的評価を、全学点検・評価委員会に報告しなければならない。 各授業科目についてもアセスメントを行う。 国際学部「教員組織の編制方針」 国際学部は、次の方針のもとに、専任教員組織を編制する。 国際学部専任教員は、国際学部の教育課程における専門教育科目を主に担当する教員から組織される。ただし、教育課程の実施において必要とされる場合、国際学部の専門教育科目以外の科目又は他学部の授業科目を担当する。 国際学部専任教員の全体数及び新規採用数については、全学組織運営委員会の決定に従う。 専攻分野別の専任教員構成及び教員の新規採用計画は、国際学部の学位授与の方針、教育課程の編成・実施の方針、及び全学組織運営委員会の決定した原則に従い、国際学部の教授会が決定する。 専任教員に求められる能力・資質については「東北学院大学教員採用の基本方針」、求められる基本的な姿勢については「東北学院大学教員に求める基本姿勢」によるほか、新規採用のさいには、採用方針の中に示される。 専任教員の新規採用については、国際学部の教授会が、採用方針に基づき候補者を選考し、国際学部の教授会の承認のもとに、学部長が教員資格審査委員会に審査を申請する。 専任教員の職位については、教員資格審査規程及び関連内規に基づき、国際学部の教授会の承認のもとに、学部長が教員資格審査委員会に審査を申請する。 国際学部 国際学部 学部案内 国際教養学科 関連ページ 就職データ 入学者選抜 本学で取得可能な資格