公認心理師への対応について
Ⅰ 学部に加えて大学院も公認心理師科目に対応します
教養学部人間科学科では2019年度入学生から、人間科学部心理行動科学科では2023年度入学生から、公認心理師の国家試験受験資格取得要件となる学部科目(25科目)の履修を可能としてきました。これに加えて、大学院人間情報学研究科博士前期課程では2022年度入学生から公認心理師の大学院科目(10科目:ただし本学では心理実践実習が2科目に分かれるため11科目)の履修が可能となりました。これにより下図のように東北学院大学教養学部人間科学科または東北学院大学人間科学部心理行動科学科を卒業後、東北学院大学大学院人間情報学研究科博士前期課程に進学して公認心理師の国家試験受験資格を取得できます。
学部と大学院それぞれの科目の詳細については、下記のサイトを参照してください。
Ⅱ 科目履修上の注意点と実習・演習系科目の人数制限について
学部も大学院も在学中に公認心理師科目の単位を全て修得する必要があります。学部卒業後や大学院修了後に不足の単位を取り足すことはできません。そのため大学院で公認心理師科目を履修できるのは、公認心理師の学部科目(25科目)を学部卒業までに全て修得した学生のみとなります。なお、これらの科目の中には、本学の卒業要件には含まれないものもありますので注意してください。
学部・大学院共に実習・演習系科目には履修に人数制限があります。それらの科目の開講年度までに他の公認心理師科目の単位を修得していない場合は実習・演習系科目を履修できないと考えてください。
Ⅲ 入学金免除と諸費用、各種抗体検査と予防接種について
東北学院大学の学部の卒業生が東北学院大学大学院に進学する場合は大学院の入学金(27万円:2023年度)が免除されます。一方、公認心理師科目の実習科目(学部の心理実習および大学院の心理実践実習Ⅰ・Ⅱ)を履修する際は科目によって1.5〜十数万円の実習費が必要になります。さらに、病院などでの実習の際には各種抗体検査や予防接種なども求められ、その費用も自己負担となります。
Ⅳ その他
学部・大学院共に、履修方法の詳細については入学後のオリエンテーションで説明を行います。公認心理師の詳細については以下の厚生労働省および日本心理研修センターのサイトを参照してください。
ご不明な点については心理学研究室にメールでお問い合わせください。
E-mail:psychology [at] ml.tohoku-gakuin.ac.jp
※[at] を @ に置き換えてください。