東北学院大学

工学部 機械知能工学科

学科長あいさつ

社会ニーズに対応できる国際的エンジニアを目指す
〜幅広い知識をベースに問題解決能力を身につける〜

機械知能工学科長
機械知能工学科長
星 朗

人類は、石油・石炭などの化石燃料に大きく依存することで技術革新と経済発展を成し遂げ、快適な生活を手に入れてきました。一方で、国際社会では化石燃料の大量消費による枯渇、ならびに地球温暖化や大気汚染などの環境問題が懸念されています。このように、科学技術の発展は、生活の利便性や効率化を生み出し、人類の福祉の向上をもたらしている一方で、東日本大震災では科学技術の発展に伴う負の側面も露呈しました。そこで、科学技術に強度に依存する社会を見直し、科学技術も社会に適応して歩み寄る必要があります。

また、現代社会において機械に接しない生活は考えられないことに加え、昨今は人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)などの最新技術を受け入れることのできる能力も求められています。機械知能工学科では、「メカトロニクス」、「制御工学」、「ロボット工学」などを通して、AIやIoTを活かした知的なモノづくりに関するスキルを身に付け、社会ニーズに対してオールマイティーに対応することが可能な、信頼・期待される国際的エンジニアを育むことを目指しています。

その実現のために、機械工学に不可欠な4力学と呼ばれる「材料力学」、「熱力学」、「流体力学」、「機械力学」を中心に、「材料工学」、「振動工学」、「機械加工学」などの基本となる分野をはじめ、「バーチャル・リアリティ」などの最新技術に至るまで、幅広い知識をベースに問題解決能力を身につけることができるカリキュラムを構成しています。また、少子高齢化社会を背景に“人”と“機械”との接点を重要視した新しい機械工学領域への対応として「生体機械工学」、「ユニバーサルデザイン」、「ヒューマンマシンインターフェース」などを学ぶこともできます。さらに、「メカノデザイン工作演習」などの実技科目ではグループワークを通してコミュニケーション能力を、「ジュニアセミナー」ではプレゼンテーション能力を磨いていきます。

最終的に、「卒業研究」において学生自身が興味・関心を持つ分野を深く追求することができます。そして、機械知能工学科では、動くモノづくりを素材からメカ設計まで通して実現する「スマートデザイン」、エネルギーからエンジンまで熱と流れの分野を融合的に学ぶ「グリーンエナジーシステム」、人間を工学的立場から理解して機械に活かす「バイオロボティクス」、広い視点から機械分野を見渡すことのできる「メカノエンジニアリング」の4つの専門コースを設けて、卒業時には修得単位数に応じて1つのコースを4年間の学修成果として認定するようにしています。これにより、学生が目標をもって自ら学ぶ力を身に付け、未来の社会を支えるエンジニアとして成長していきます。

「人間」は「人」の「間」でしか生きていけません。大学生活では、良く学び、良く遊び、社会の中で活かされる「人間力」を身につけて社会に巣立ってもらえるように、学科のスタッフも充実した学生生活を送れるようサポートいたします。