多様な人たちへの理解を深めるフィールドワーク
本学科の大きな特色とも言えるのが「フィールドワーク」を重視していること。これは多様な人たちとの交流や現場を実際に体験するための科目です。現場に行って、見て、聞いて、動いて、感じて、五感をフルに使って学び、多様な人たちへの理解を深めながら、自己の探求をも深めることを目的としています。キャップハンディ体験を通じてバリアフリーを学ぶフィールドワークや、病院でのボランティア活動、NPO/NGO活動への参加など、様々なプログラムが用意されています。
- Ⅰa:非営利組織における「もう1つの働き方」
- NPOで働く若者からヒアリング調査をおこない、市民活動の経験や職業意識の変容などを分析し、非営利組織における働き方について探究していきます。
- Ⅰb:高齢者施設や病院などでのボランティア
- 高齢者福祉施設や病院などで、ボランティアを体験します。
- Ⅰc:子育て環境について考える
- 児童館など、子どもに関する施設で実習し、子育てを取り巻く環境について学びます。
- Ⅱa:熱帯雨林体験から私たちの暮らしを考える
- マレーシアの熱帯雨林を訪問し、そこでの自然や人をとりまく事象を、私たちの日常と関連付けて考えます。
- Ⅱb:多文化共生を学ぶ
- 様々な多文化共生の現場を訪ねて、外国人住民、NPO 関係者や学生と交流しつつ、様々な取り組みを学ぶ機会を持ちます。
- Ⅱc:当事者からのライフストーリーの聞き取り
- 社会問題や差別問題の現場を訪問し、社会的弱者や社会的少数者の立場に置かれた人々がどのような人生を歩んできたのかをお聞きします。
- フィールドワーク合同報告会
- 合同報告会では、それぞれのフィールドワークの体験を言語化し、他の人に伝えることで、自分が学んだことを見つめ直します。