東北学院大学

経済学部 共生社会経済学科

共生社会経済学科での私、そして未来

価値観を
変える学びとの
出合いの場。

共生社会経済学科 4年
加藤 凌我さん

宮城県
東北学院高等学校出身

“ジェンダー”から“多文化理解”へ

“共生社会経済”ってなんだろう? —私がこの学科を選んだ理由は、そんな小さな疑問からでした。将来何をしたいのかが決まっていなかったので、どうせなら、ほかでは学べない新しいことをしたい、と思ったのです。

この学科では社会における多様性について理解を深め、その中で経済活動を捉えていきます。私が最初に興味を持ったのは「ジェンダー(社会における性の問題)」でした。テレビで話題になることが多いので聞いたことはありましたが、具体的にどんなものなのかはよく分からない。私にとって、共生社会の世界に足を踏み入れるきっかけとなったテーマです。

4年間を通してジェンダーを学ぶ選択肢もありましたが、2年次にプレゼミが同じだった学生から「多文化理解」について話を聞く機会があり、関心を持つようになりました。私たち日本人は、言葉や国籍、生活習慣が異なるだけで「日本人ではない」と判断し、その先を理解しようとしない。例えば「移民問題」のように、自分たちには関係ない、と目をそらすこともあります。本当にそれでいいのか?各国の制度や考え方を知り、日本はどうあるべきなのかを考えた方がいいのではないか? そのように意識が変化していきました。

大切なのは、相手を尊重する姿勢

とはいえもともとの価値観を変えるのは難しい。そこで、仙台国際センターで開催された「せんだい地球フェスタ」にボランティアスタッフとして参加しました。仙台に住む外国人たちが出店するブースで、一緒にイベントを盛り上げる。同じ方向を見ているからこそ、交流もより深まりました。

軟式野球の国際親善試合で全国代表としてグアムに1週間滞在した際には、食事の場面などで日本との違いを実感。さらに、上手な英語を使おうとする日本人に対し、言葉が分からなければジェスチャーを使ってでも相手に伝えようとする現地の人たちの姿勢も印象的でした。相手の文化や考えに歩み寄り、偏見に惑わされないよう心がけていきたいと思います。

多文化理解を深めるために参加した「せんだい地球フェスタ」では、スタンプラリーの景品づくりから接客対応まで、出店した外国人と一緒に取り組み、その後の交流にもつながった。

私のできごと

  1. もともと多様化する社会の中でのジェンダーフリーということに興味を持っていた。

  2. 3年次にジェンダーや多文化理解をきっかけに人との「共生」を考える。共生には何が必要?

  3. ボランティアやイベントを通して、実際に外国人と交流。普通に生活していたら触れることのできない考え方に視野が広がる。

  4. 偏見に惑わされず、自分との違いを受け入れものごとを捉えられるように。それはきっと今後の仕事にも役立つはず。

※2019年当時の内容です