東北学院大学

経済学部 共生社会経済学科

気仙沼での災害ボランティア(郭ゼミ)

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9月に参加したMさんによる活動レポート

気仙沼で行われたボランティアは、一週間を1クールとし、今回で10クール目になる。参加する人数は徐々に増えており、今回は約40人の学生が参加した。唐桑の公民館を借り、そこで一週間泊まり込みでボランティアをすることにより、単発のボランティアでは把握しにくいその地域の現状や地域住民の声を直に聞きながら、より深い理解のもと活動をすることになる。

ボランティアとしての活動内容は、津波で流された写真の清掃、瓦礫撤去が主である。写真清掃は、宿泊する公民館の隣の体育館で行われる。約100万枚、アルバムにすると2万冊の写真がそこには展示されており、写真を探しに来る人たちが体育館を自由に出入りできるようになっている。そこで、拾われた大量の写真の泥や油をていねいに洗い、乾燥し、アルバムへ戻す作業を行う。写真には、誕生日や結婚式など映っている人たちの大事な時間が切り取られており、津波の被害の甚大さを今一度思い知らされた。また、活動している最中にも持ち主の元へ何冊かのアルバムが返っていくところに出会い、一枚一枚写真を洗うという地道な作業の大切さを感じた。

瓦礫撤去では、津波の被害を受け解体された家のあとに残った瓦や泥、ゴミを片付けた。泥やゴミの中には、割れた食器のかけらやまだ開けてない缶詰など、確かにそこに人が生活していたのだと感じさせるものが多く残っていた。午後になると、海から水が冠水することにより、先ほどまで道路だった場所が海水で埋め尽くされることになる。

また、ボランティアには東北学院の生徒以外にも、東京や名古屋、福岡など多くの県の学生が参加している。彼らと交流することにより、震災に対する想いや、ボランティアに対する考えなど様々な意見を共有することができ、自分の見識を広めるとてもよい機会になった。

郭准教授よりコメント