東北学院大学

経済学部 共生社会経済学科

総合演習(1年次)

初年次教育の中心となる科目が総合演習です。十数人のクラスに分かれ、資料の探し方やレポートの書き方、プレゼンテーションなど、大学での学びに必要とされる技術(スタディ・スキルズ)を身につけることを目指します。

くわえて、ユニークな共通プログラムが含まれていることも特徴です。ここでは、共通プログラムの一部と、受講した学生の感想を紹介します。

大学で学ぶことの意味:ノートテイクって何、ノートテイカーってどんな人?

2010年は、ノートテイカーの話を聞いて、大学で学ぶことの意味を考えました。ノートテイカーとは、教員の話など授業中の音の情報をノートに書くことで、聴覚障害をもつ学生を支援する人です。

2010年の感想
  • 私はこの講義を受けるまで、ノートテイカーという存在を知りませんでした。講義を聞いて、ノートテイカーは聴覚障害学生を支援していく上で大切な存在であり、また、それをボランティアでしていることに対し、すばらしいと感じました。これからは、私も真剣に授業を受けることで自分を成長させ、また、聴覚などに障害のある人に失礼のないような態度で講義にのぞみたいと思いました。
  • ふだん私は当たり前のように授業を受けているが、今回の講義を聞いて、授業を受けたいと思っても他人の力を借りないと受けられない人もいるのだと、あらためて気づかされた。自分にとって当たり前のことが、当たり前ではない人がいる。そういう人を切り捨てるのではなく、補助をする。これもひとつの「共生」ではないだろうか。
2011年の感想:大学で学ぶということの意義を見つめなおしてみよう
  • 先生が口パクで話はじめた時、私は何の情報も得られない事にいらだちと不安を覚えた。しかし聴覚障害学生には、それが日常なのである。彼らにとってノートテイカーはかかせない存在であり、感謝の思いであふれているだろうと思った。耳でとらえる情報を文字情報に置きかえるといっても、ただ書けばいいという事ではない。すばやく、ていねいに、そして明確にしなければいけないのだ。私はノートテイカーの人たちに尊敬の意を抱いた。(Kさん)
  • ノートテイカーの活動は、共生社会経済学科の学生としてとても興味深い内容だった。私はまだ自分の授業だけで精一杯なところがあるが、余裕ができたら、ノートテイカーの活動をしてみたいと思った。(Aさん)
  • 私たちは支え合いの中で生きているのだということを理解した。ノートテイカー以外でも障害者を支える活動があるのか調べてみようと思う。社会での活動の1つ、誰かを積極的に支えていくということを今回の講義で理解することが出来たと思う。(Kさん)
  • 私たちが普段、何も不自由なく受けている授業も障害のある人にとっては不便だということ、そして誰にでも「聞く権利」、「参加する権利」があることを忘れてはいけないと今回の講演で感じました。手話通訳にはお金がかかるとも言っていたのでこれも無料化するなど、障害のある人がなるべく普通の人と同じように暮らせるような方法を考えてみたいと思いました。(Hさん)
  • 私は今まで同じ教室で聴障学生も学んでいたことや、ノートテイカーと呼ばれる人たちがいたことを知らなかった。今回の講義を聞いて、しっかりとした目的をもって実のある授業の受け方をしたいと改めて考えさせられた。無駄な時間にならぬよう、意欲的に学習していきたい。(Sさん)
  • 講和を聞く前までは、ただ授業の内容や先生が口頭で述べたことだけを伝えているのだと思っていた。しかし周囲の音も伝えることで聴覚障害者は健聴学生と同様の環境に近づくことができると知った。大学で学ぶということはだれしもができるわけではない。私達は目的を明確にし、大学生活を充実させるべきだと思う。そうする事により聴害学生と同じ目線で勉強することができれば大学の奮囲気も変わってくると思う。(Cさん)
  • ノートテイカーの人数が不足していて、聴覚障害学生につけるのは週7コマしかない。他の講義では自力でノートを取っていると聞いた。そうやって毎日頑張っている人もいるのだから、自分ももう一度大学に何を学びに来たのか見つめなおしてそれに負けない大学生活を送って行きたい。(Rさん)
  • 誰でも一回はノートテイカ―をやってみるべきだと私は思う。きっと、目には見えない大切なものが心に伝わる気がする。(Hさん)

総合演習 を受講した感想



  • 大学に入学した当初、授業の進め方が高校とは違い、困っていた時期がありました。また、レポートの書き方や資料の集め方など、わからないことが多々ありましたが、総合演習の授業において、自分がわからなかったことがまとめて解決されました。
  • この授業で一番勉強になったのは、グループ発表です。レジュメをどう作るか、どう筋を立てていくのかなど、今後に活かせることを多く学びました。
  • 総合演習は、コミュニケーション能力や積極性を養うためにとても良い授業だったと思います。最初は初めて会う人ばかりでうまく話せませんでしたが、今ではうちとけ新しい友達が増えました。また、共生社会経済学科や就職活動についてなど、大学生活の基本となることを教えてもらった気がします。この科目が必修である理由が分かりました。
  • この授業は、講演会を始め、先生の毎回のお話は中身が濃くとても身になるお話ばかりでした。たった約3ヶ月の15回の授業で、私は少し大学生らしく、また一歩大人へ近づいたと思っています。
  • 総合演習の授業を受けてきて、自分が入った大学のことや学科のことを以前よりも詳しく知ることができ、これからの大学生活がとても楽しみになりました。授業を受けて、大学生活を内容の濃い、充実したものにしていきたいと思いました。そのために、自分から積極的に様々なことにチャレンジしていきたいと思います。