東北学院大学

経済学部 共生社会経済学科

格差社会論

テーマの例

テーマの例

格差社会論では、日本やアジアに見られるさまざまな格差問題を取り上げています。複数の教員(7名)が講義を担当するオムニバス形式により、格差問題を多面的に捉え、より深く理解することができます。

学生の感想

全体について
  • とてもユニークで、共生社会経済学科らしい講義だと思いました。後輩にも、ぜひとってもらいたい講義です。
  • 日本は、先進国の中で、私が思っていたより不公平な社会であることが、一番の驚きであった。
  • それぞれの教授が自分の研究に特化した知識を講じるということで、毎回新鮮な気持ちで講義を受けることができました。近年「格差」という言葉を耳にする機会は増えましたが、「格差」によってどのような問題が生じるか、具体的にどのような格差が存在するのか、そもそもなぜ格差は生まれたのかなど、深いところまで考えたことはありませんでした。この一年、世界にはびこる格差問題をたくさん学ぶことで「格差問題」の深いところまで考える非常に良い機会になったと思います。興味深く、関心の持てる講義でした。
  • 共生社会経済学科の一学生として、社会に存在する数多くの格差と向き合い、解決策を模索することで、不平等・不公正のない社会の実現に役立ちたいと、格差社会論の授業を通して強く感じた。
日本(1) 日本の所得・資産格差と階層化
  • 私はこの講義が一番好きでした。一方的に話すのではなく学生に意見を求めたり、実際に電卓を用いてジニ係数を計算したりするという授業は、印象的でした。
日本(2) 雇用格差と健康格差
  • 今最も気になる正規労働者と非正規労働者の格差について学ぶことができました。今後、社会に出ていく私にとって、現実を知ると知らないとでは大きく違い、自分の為にもなったと感じる授業内容でした。また、「健康格差」について学んだことは無かったので、とても興味を持ちましたし、初めて知ることも多く勉強になりました。
日本(3) 格差と貧困
  • 生活保護制度について、申請から受給までの流れについて詳しく説明していただき、非常に分かりやすかったです。生活保護を受けることが許可されない人の事例も聞き、今の日本の現状に驚きました。不正受給の件数も多くあることも知りました。
日本(4) 世代間格差
  • 講義を受けて、日本の世代間格差が深刻であるということを学びました。世代が後になるにつれて失業率が高くなり、賃金上昇も期待できないうえに、追加負担を負わない限り格差は縮まらない状況だということを知りました。どこかの世代が財政的な犠牲にならなければならないのだと思いました。
  • 世代間格差を解消するには世代間の利害対立が発生するのはわかっていたが、若者と高齢者で、こんなにも差があるとは思っていなかった。高齢者は受益減で負担は増えないように見えるが、受益が減ったことによって生活が苦しくなったりなどの負担は増えるのだろうと思った。世代間格差を解消するのは難しいと感じた。
アジア(1) 中国の所得格差と社会階層
  • アジア経済論の授業とも関連させながら、中国の格差について学べたので、良い勉強になりました。
アジア(2) インドの経済発展と地域・民族間格差
  • 識字率の内容が印象的でした。識字率が高くても1人当たりのGDPが低い地域もあることを知り、驚きました。
アジア(3) 現代タイの不均等発展と社会運動
  • 1番印象に残った話はタイの話でした。それまで私は、タイという国の事を全くと言っていいほど何も知りませんでした。この講義で、どのような国であったのかを知ることができました。急激に発展していくはなやかな面の裏には、都市部と農村部でのすさまじい地域格差の問題や、土地を開拓するため森林を切らなければならない環境・資源問題など、さまざま問題をかかえていました。これを機会に私自身もタイに興味を持っていきたいと思いました。