教職課程センター

Ⅰ. はじめに

「小学校教諭一種免許状取得支援プログラム」とは、本学在学中に中学校教員免許状取得を条件に、他大学の通信課程で単位を取得し、小学校教員免許状を取得出来るように支援するプログラムです。

Ⅱ. 概要

東北学院大学（以下本学という）では、千葉県松戸市にある聖徳大学（通信教育部人文学部）との協定のもと、「小学校教諭一種免許状取得支援プログラム」（以下本プログラムという）を実施しています。これにより、本プログラム履修許可者は本学在学中に、小学校教諭一種免許状に必要な科目を聖徳大学の科目等履修生※1として修得することにより、小学校教諭一種免許状を取得することが可能となります。ただしそれには、本学で中学校教諭一種免許状を取得することが前提となっています。2018年度より、文部科学省の課程認定を受け、文学部教育学科入学生においては、小学校教員免許状が取得可能になりましたが、このプログラムは教育学科以外の学生で小学校教諭を目指す学生のための制度です。

本プログラムでは主に「レポート科目（通信授業）」および「スクーリング（面接授業）」によって学習を進めることになります。

※1 科目等履修生とは、「大学の定めるところにより、当該大学の学生以外の者が、一又は複数の授業科目を履修する者に対し単位を与えることができる」という制度です。聖徳大学の科目等履修生になるということは、聖徳大学の学生になるということではありません。本学の学生という立場で、小学校教員免許に必要な聖徳大学の授業科目を履修することになります。

Ⅲ. 応募要件

1. 2024年4月現在、2年次在学の学生。（1年生、3年生以上は出願できません。）
2. 小学校教員を第一希望として目指しており、中学校教諭一種免許状を計画的に履修できる学生。（高等学校教諭一種免許状のみ取得希望の場合は、応募要件には該当しません。）
3. 2023年度のGPA（年間）が2.5以上の学生。
4. 1年次開講の教職等に関する科目「現代教職論」「教育基礎論」「教育の制度と経営」のうち、2科目以上を修得している学生。

   ※書類確認後、要件を満たしていないことが判明した場合には提出書類を受理しないこととする。

Ⅳ. 募集人数

約20名　
応募書類、1年次の学業成績、面接により履修許可者を選考します。

Ⅴ. 応募期間・申込方法等

提出書類：

① 申込書（所定書式）　
② 応募理由書（所定原稿用紙）

提出方法：

上記2点をメールに添付して教職課程センターへ送信（メールアドレスはページ下部参照）
または土樋キャンパス7号館1階教職課程センターまで持参

応募期間：

2024年2月22日(木)～3月8日(金) 午後5時まで
（応募期間を過ぎての申し込みは一切受理できませんのでご注意ください。）

Googleドライブ

Ⅵ. 履修および取り消し

本プログラム許可者は、本学・聖徳大学での教職課程の履修状況などに問題がない限り、年度を越えて継続して履修することができます。しかしながら、本学・聖徳大学での修得単位が僅少な場合、また本学・聖徳大学でのレポート提出・試験の受験に不正があった場合などは、本プログラムの許可を取り消す場合があります。

Ⅶ. 受講料などについて

本プログラムは、大学の授業料とは別に費用がかかります。ただし、本学卒業後に通信教育等で小学校教員免許を取得する場合の金額より少ない費用で免許を取得できます。
具体的な金額は下記のとおりです。

この金額は、本プログラムに必要な単位を順調に3年間で修得できた場合であり、再課程認定後のカリキュラムの変更により算出したものです。従って、個々人の履修状況や聖徳大学の学則改定などにより金額が変わる場合がありますのでご了承ください。また、一旦納入した受講料などは返金できませんのでご注意ください。

スクーリングでは、その他に教材費が必要になる場合もありますのでご了承ください。

★受講料は、その年度毎の支払いになりますが、入学許可初年度のみ入学金等が加算されます。また、スクーリング受講料は夏休み・春休み前に別途振り込みが必要となります。

Ⅷ．本学のサポート体制について

本学では土樋キャンパスに教職課程センター学習支援室が設置されています。センターでは小学校および中学校・高等学校の校長経験者の先生をお招きし、日頃より学習相談、模擬授業、教採対策など履修許可者に対して積極的なご指導をいただいています。特に小プロ生に対しては小学校担当の相談員の先生を中心に、きめ細やかな指導およびサポートをしています。

さらに本プログラムを履修している先輩たちと交流などの機会を設けるようにしていますので、3・4年生の先輩からのアドバイスも参考になります。