災害・緊急時の対応
学生防災マニュアル
地震・台風・大雪・洪水・火災など ~いざという時のために~
災害は、いつ起こるか分かりません。万が一の場合、冷静に行動できるよう、普段からの心掛けが重要です。
大学は、重大な災害が発生した場合、災害緊急対策本部を設置し、在校中の学生には必要な情報の伝達および避難・退校時期等の指示を行います。
防災の心得
日頃より、以下のことに留意し、身の回りの防災に努めてください。
- 本学は2013年4月1日より、全キャンパス内全面禁煙となりました。
- 防火扉、屋内消火栓の前及び廊下、階段に障害物を置かない。
- 実験室においては、燃えやすいものを熱源の近くに置かない。
- 部室・ラウンジでは、常に整理整頓を心掛け、万一の際、安全に避難できるようにする。
- 学内で実施される防災訓練には積極的に参加し、消火器・避難器具の使用法に普段から慣れておく。
重大な災害が発生した場合
学内にいたとき
災害緊急対策本部の決定に基づく緊急放送
大学は、災害発生後、災害のレベルに応じて緊急放送を行います。
キャンパス内で地震にあったら
- 火気を使用している場合は、すばやく火の始末をする。
- ドア、窓を開け、避難口を確保し、あわてて外へ出ない。
- 机等の下に入り、落下物・転倒物より身を守り、非常脱出口を確保する。
- エレベーター、エスカレーターは絶対に使用しない。
- 避難にあたっては、教職員の指示に従う。
- 避難は徒歩で、荷物は最小限にする。
- 避難場所では、教職員の指示に従い、勝手な行動はしない。
- 大学は、正確な交通機関等の情報が取れ次第、社会的混乱回避のため、適宜、時差退校を指示する。
※五橋キャンパスシュネーダー記念館(高層棟)からの避難について
- 2階から5階は、コラトリエ・ライブラリー内の東階段を使用して避難する。
- 6階から16階(最上階)については、建物中央部にある非常階段(2箇所)を使用して避難する。
キャンパス内で火災にあったら
- 火災を発見したら、周囲の人に知らせ応援を求める。
- 小さな火災でも教職員に通報し、教職員の指示に従い避難する。
- エレベーター、エスカレーターは絶対に使用しない。
学外にいたとき
在宅中の時は、そこにとどまり次のことに注意しましょう
- テレビ・ラジオなどで正しい情報を聞く。
- 自治体の防災無線、消防署、警察署などからの情報にはたえず注意する。
- 「学生安否確認システム」・「MyTG」等で大学からの情報にも注意する。
- 不必要な火気は、できるだけ使用しない。
- 消火器の確認、風呂やバケツに水を汲んでおく。
- 身軽で安全な服装に着替えておく。
- 貴重品・当座の必需品など、すぐ持ち出せるようにしておく。
通学・帰宅途中の時は、各自の判断で帰宅するか、大学に向かうようにしましょう
- 駅の放送をよく聞き、デマや無責任な行動に惑わされない。
- 駅員や警察官の指示に従い落ち着いて行動する。
- 車を運転している時は、路肩に車を止め様子をみながら安全な場所へ避難する。
- ラジオ等で地震情報や交通情報を聞きながら行動する。
- 自宅まで近距離の場合は徒歩で帰宅し、混乱が予想される公共交通機関は利用しない。
- 大学の近くにいた場合は、大学へ向かい構内の指定避難場所に避難する。
- 移動する際は、落下物等に注意し、塀や構築物から離れて行動する。
大学への問い合わせ(緊急連絡先)
キャンパス | 部署 | 主な対応内容 | 電話番号 | 場所 |
---|---|---|---|---|
土樋 キャンパス |
学生課 | 安否の連絡 | 022-264-6471 | 8号館2階 |
保健室 | けがの応急措置等 | 022-264-6414 | 8号館2階 | |
教務課 | 授業の問い合わせ | 022-264-6451 | 8号館2階 | |
警備員室 | 緊急連絡 (事務室閉鎖時) |
022-264-6436 | 正門警備員室 | |
五橋 キャンパス |
学生課 | 安否の連絡 | 022-354-8220 | 講義棟2階 |
保健室 | けがの応急措置等 | 022-354-8238 | 講義棟2階 | |
教務課 | 授業の問い合わせ | 022-354-8200 | 講義棟2階 | |
中央管理室 | 緊急連絡 (事務室閉鎖時) |
022-354-8300 | 押川記念館1階 | |
泉 キャンパス |
体育事務室 | 緊急連絡 | 022-375-1191 | 体育館1階 |
総合運動場管理センター | 緊急連絡 | 022-375-1137 | 総合運動管理センター | |
警備員室 | 緊急連絡 (24時間対応) |
022-375-1155 | 正門警備員室 |
安否確認システム
安否確認システムとは、地震等の災害発生時に、予め登録された携帯電話などのメールアドレスに大学から安否確認メールを発信し、そのメールに回答することで、利用者(本学教職員・学生)の安否状況を迅速に確認するものです。
※学内限定(大学から配付されたGoogleアカウントにログインし、アクセスしてください。)
災害用伝言ダイヤル「171」
NTTは、被災地への安否確認電話が集中する場合に「災害用伝言ダイヤル」サービスを開始します。被災地の方々の自宅の電話番号をキーにして、伝言の録音及び再生により、連絡を可能にするボイスメールです。被災地等への電話が殺到し、つながらない場合の有効な手段となります。
- 公衆電話を利用する
- 災害発生時、公衆電話は一般電話よりつながりやすくなっています。自宅周辺の公衆電話設置場所を事前に記載しておくと便利です。
- 遠隔地に中継地点をつくる
- 災害時であっても、被災地から外部への電話は、比較的つながりやすいと考えられます。遠隔地の親戚や友人などに依頼して、連絡中継点をつくっておきましょう。
- 学生から家族に連絡する
- できるだけ早めに、家族に対して自分の安否連絡をとりましょう。
災害発生時における授業休講及び試験延期
- 災害等により授業及び試験の実施がきわめて困難な場合は、MyTG、大学ホームページ、報道機関等を通じて連絡します。必ず自分で確認してください。
- 休講及び試験延期、授業及び試験の再開に関する情報提供等についてもMyTG、大学ホームページ、報道機関等を通じて連絡します。
授業や試験に関する事項の問い合わせ対応部署は、教務課(土樋、五橋)となります。 -
公共交通機関の遅延による欠席者の取り扱いは以下のとおりです。
不通の公共交通機関開通後においても、その影響による遅延や道路・交通事情等による通学上の障害のために、授業及び試験を受けられなかった場合については、下記のように取り扱います。
なお、詳細については、教務課(土樋、五橋)で相談してください。欠席届 提出書類 書類提出先 取り扱い 授業を受けられなかった学生 所定の「届出書」
(当該公共交通機関の発行する遅延証明書等の理由書添付)所定の日時までに、教務課(土樋または五橋) 欠席としての取り扱いはしない 試験を受けられなかった学生 所定の「受験届」
(当該公共交通機関の発行する遅延証明書等の理由書添付)所定の日時までに、教務課(土樋または五橋) 受験申請者については、科目担当教員による受験許可を要件としないで追試験が受けられる - 授業及び試験実施中に災害又は事故が発生して、授業及び試験が中止される場合にも、2.のケースと同じように取り扱われます。
緊急時の避難について
災害その他緊急事態で学外に避難する場合は、次の要領で行います。
- 緊急事態の発生、避難誘導については、すべて大学から緊急放送でお知らせしますので、指示に従って冷静に行動してください。
- 避難する場合は、階段廊下等で通路渋滞を起こさないよう注意してください(通路、階段、非常口等に荷物その他障害となる物を置かないでください)。
- 平時から号館名、教室番号、非常口、階段、出入口等をよく覚えておいてください。
指定避難場所(学内指定避難場所を確認しておきましょう)
※避難場所には、多くの避難者が集まることが予想されます。新型コロナウイルス感染症対策として、大事なのは「密閉・密集・密接」の3つの密を避けることです。「密集」「密接」を防ぐためには、人と向かい合わせではなく背を向けて座るようにしたり、段ボールなどで間仕切りを作ったりすると効果があります。せきやくしゃみなどによる飛まつ感染の防止にもなりますので、以下の点を心がけてください。
- マスクを着用しましょう。
- 他の人と十分な距離をとりましょう。
- くしゃみなどの「飛まつ」は床付近に残りやすいため、避難所の床に直接寝る“雑魚寝”ではなく、段ボールなどを敷き床からの距離を確保しましょう。
- トイレやドアノブ、手すりなど多くの人が触る共用部分を触る前後に、手指の消毒をしましょう。
- 大きな声で話し合うことは控えましょう。